恋は全力疾走で

2025年06月16日

二人用フリー台本。男女 


~回想~ 高校時代

女「先輩!好きです!付き合ってください!」

男「ごめんね。俺…君のこと知らないからさ」

女「じゃあ、これから知っていってもらえますか?私、諦めませんから!」

~現在~ オフィスの中・朝

女「先輩!おはようございます」

男「おはよう」

女「先輩。今晩、ご飯行きませんか?」

男「あぁ、いいよ」

女「やった。ついでに、そろそろ私と付き合ってくれませんか?」

男 「ふざけてないで、早く自分の部署に行け」

女 「わたしのこと、まだ知り足りないですか?」

男 「知ったからって好きになるわけじゃないだろ?」

女 「頑張ってるのになぁ。あ、ご飯は!約束ですからね!」

男 「…ったく、充分すぎるくらい知ってるよ」

女:高校2年生の時、先輩に初めての告白をした。

男:初対面の俺に告白してきた彼女を『よく知らないから』と断った。

女:だから、知ってもらおうと思ったの。

男:大学も就職先も俺を追いかけてきた彼女は、営業成績の良くて会社中の注目の的だ。

女:先輩に、私の事知って欲しくて。

男:知れば知るほど、彼女の本音がわからなくなる。

女:私を見て欲しくて、頑張ったのに。

男「ん?あぁ、人事異動のメール…え?」

~現在~ 居酒屋・夜

男「お前、さぁ…」(気まずそうに)

女「あ、聞いちゃいました?…本社に転勤です。お別れですね」

男「あのさ…」

女「あーあ、どうして…一番欲しいものは手に入らないんだろう」

男「待ってろ」

女「え?」

男「すぐそっちに行くから…今度は待っててくれ」

女「…嫌です!」

男「は?」

女「私、待ちません。…でも、先輩なら追い付いてくれるって信じてますから。そしたら…左手の薬指に、指輪!買ってくださいね?」


恋は全力疾走で #きぃわぁど 2025JuneBride 2025.06.16

©きぃ( 𝕏:@sp_key_ )
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